腰痛神の手.com » 脊柱管狭窄症と薬物療法

脊柱管狭窄症と薬物療法

脊柱管狭窄症の保存的治療として、薬物療法やリハビリ、腰部のコルセットや神経ブロックなどが主なものです。

脊柱管狭窄症では、神経に対する血流を改善する薬剤として、オパルモンという血流改善効果のある血管拡張剤がよく用いられます。この薬剤は、血管を広げて血液をサラサラにする効果がありますが、一般に3ヶ月程度服用を継続します。

またそれ以前でも飲んだ後は痛みが和らぐケースが多くあります。投与しながら、定期的に問診を行い、その結果によって投与する量を減らしたり増やしたりします。

その他には、プロレナールという薬剤もよく使用されます。軽度の脊柱管狭窄症に効果が高く、服用すると痛みが軽減されます。足の痛みにも効果があり、歩行できる距離が伸びたり、また休まなくても歩行を継続できるようになるという例も多くあります。

また消炎鎮痛剤もよく使用されます。痛みがひどい場合に効果があり、また胃への負担が大きいために胃薬と併用されることが常です。非ステロイド性の抗炎症薬も多く処方されます。

ビタミンB12は神経のダメージを修復し、神経を安定化することができます。特にしびれがある場合に有効で、副作用もほとんどありません。栄養剤として普段から摂り入れるのが勧められます。

薬物療法は継続させると副作用が起こる可能性が高まりますので、他の治療法とのバランスを考えて用法を制限していくのが常です。また薬剤は決して自己判断で服用の方法を変更してはいけません。主治医と相談することが大切です。

調子が上向きであると感じたら、そのことを主治医に申し出て、薬物の量についても質問するのが的確です。

またもちろん薬物療法だけで症状が改善すると考えるのは理想的ではありません。理学療法や運動療法、そして生活指導をよく聞き、血行の改善と新陳代謝の活性化を図ることが大切です。

痛みが無い場合は進んでリハビリをして、運動範囲の改善に努めれば、脊柱管狭窄症の治療期間を大きく短縮することができます。